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●アトピー性皮膚炎とは、摂りすぎたたんぱく質や糖質が消化できずに大腸内で滞り、インドール、スカトール等の毒ガスを発生させます。そのガスが血液の中に溶け込み、活性酸素を生み出します。腎臓や肝臓の毒素を出す作用では間に合わなくて、内臓や皮膚の細胞破壊が進んでいき、皮膚の弱い所に出てきます。これがアトピーです。
アトピー性皮膚炎には、小児アトピーと成人アトピーに分けることができます。これは単なる年齢の違いだけではなく、それぞれ発症の原因が異なり、治し方にも違いがあります。小児アトピーは、生後2ヶ月位で発症する場合が多いです。原因は、お母さんの持っている母乳の免疫力が低下してきて発症する場合と、胎内にいる時の母親の食事内容に動物性たんぱく質が多く、血液が酸化して、良い血液を赤ちゃんに送れなかった場合が考えられます。
小児アトピーの場合は、本人の食生活が母親によるものなので、成人アトピーよりは治しやすいと考えられます。お母さんの食事を穀物菜食に近づけ、わずか3ヶ月で全治した赤ちゃんはたくさんいます。恐れることはありません。
陽性な飲み物やカフェインのない飲み物(黒陽茶やジュアールティーや梅干し番茶等)を飲み、主食のご飯に麦等の雑穀を加え、ごま塩をかけてよく噛んで腹八分目にしていくと、温かい母乳が出るようになります。その結果赤ちゃんは、胃腸が丈夫になり寝起きの良い元気な赤ちゃんになります。離乳食も穀物主体(玄米クリーム、玄米粥、小豆粥など)にして味噌、しょうゆの基本的な味付けをしていくと効果が大きいです。
この時の皮膚は傷ついていますので、お風呂に入るときはリガメェントバスやゆうあい入浴液を入れ、保湿成分にはリガメェントローションを使い、肌を助けてあげるとよいです。(純粋の木酢液や、純粋の竹酢液でも良い)
●いくつか質問が来ていますのでご紹介いたします。
1、成人アトピーではメンタルな面での影響が大きいと聞きますが?
長期間同じ刺激が加わると、脳内に神経経路が出来上がって、嫌なことが昔の体験に似ていると過激に反応します。このトラウマを断ち切るのが活性酸素を除去する酵素を多く含む穀物菜食です。植物性の食材に酵素がありますので、動物性を控えて植物性を食べてくださいとはここから来ています。
メンタルな面では、前向きな言葉や感謝の言葉「ありがとう」を毎日口にしていくと、脳内が変化して癒し系のホルモンが増えて免疫力も高まります。
2、小児アトピーに初乳が大切だと言うのは何故ですか?
初乳には免疫力を高めるたくさんのミネラルが含まれています。中でも亜鉛は成人が1日に必要とする量の20倍も入っています。亜鉛は細胞の生成と再生にかかわっていますので、身体の細胞を作り出したり、乳児期に確立する能の配線をうまくつなげるためにも非常に大切なミネラルです。
3、睡眠不足はアトピーの大敵と言うのは何故ですか?
不眠による原因は「睡眠とホルモン分泌との関係」にあります。痒みを抑える副腎皮質ホルモンとして有名なステロイド剤に含まれている「糖質コルチコイド」は、実は体内で造られているものです。これは昼間の活動中には分泌されず、翌日の痒みの攻撃に備えて、夜の10時〜午前3時にかけて脳から分泌されます。
ところが、大事な睡眠が痒みで邪魔されると、「糖質コルチコイド」が体内に十分に行き渡らず、翌日にはさらに痒みを増すことになるという悪環境になってしまうのです。
体内の浄化を助け、皮膚のスキンケアを十分にし、気持ちを前向きにしていくことが大切です。
●最近は大人のアトピー性皮膚炎が増えてきています。強烈な痒みを伴う湿疹で、それも顔や首など他人の目につくところにもでてしまうため、大人ならではの社会的な立場や思春期の若い人たちにとっては生活の質が著しく低下し、精神的なストレスも強くかかってくる厄介な病気でしす。白内障や網膜はく離を引き起こしてしまうケースも子供より大人の方が圧倒的に多いんです。乳幼児や小児のアトピー性皮膚炎は、アレルギーマーチの最初のステップでみられ、90%以上のアトピー性皮膚炎患児が牛乳、卵、小麦粉など大切な栄養のもとである食物をアルゲンとする湿疹で、遺伝的背景がはっきりとしたアトピー性疾患です。
食物の制限をし、それでも栄養が不足しないよう医師や栄養士さんと相談しながら親が大変苦労する病気です。大人のアトピー性皮膚炎は、子供の時にかかったのが自然治療せずに大人になるまで引きずってくる場合と、思春期になって原因が良くわからずに初めて発症するものがあり、少々複雑です。子供と大人のアトピー性皮膚炎の共通するものは、アレルギーの主役であるIgE抗体が、皮膚と言う広い面積で作られやすくなり、湿疹部位に入ってきたダニ、花粉、ペット、カビなどアレルゲンと反応し、その結果細胞から出てきたヒスタミン、リューコトリエンなどが痒みや血管反応を起こしてアトピー性皮膚を悪化させることです。
この症状を悪化させる原因であるダニなどを除去することは、痒みと言う辛い症状を軽くし、かいて更に角質層を傷つけたり、細菌感染を起こすという合併症を防ぎますので、たとえ二次的であってもアレルゲン回避は重要な治療法です。スキンケアの重要なことや、ステロイド、免疫抑製薬の注意深い使用は子供も大人も同じです。また、精神的ストレスの解消も重要な治療で、喘息やアトピー性皮膚の子供にはキャンプなどのグループ治療も行われています。
赤ちゃんの肌、冬は乾燥注意。
寒くなると、大気が乾燥して大人の肌もかさかさになりやすい。この〉季節は赤ちゃんの肌にも注意が必要です。生後3ヶ月までは、お母さんのホルモンの影響が残っているために、皮脂量は大人と同じくらいです。この時期は皮脂が蓄積し、脂漏性のの炎症を起こし、頭に黄色いかさぶたやニキビのような湿疹ができることがあります。乳児脂漏性湿疹です。頭皮や眉毛、鼻などに黄色の細かなうろこのようなものが付着し、悪化してくるとかさぶたのようになります。皮脂量は急激に減少します。
しかし、生後四ヶ月を過ぎると赤ちゃんの肌はかさつき始め、皮脂量が一定になる一歳まではむしろ乾燥肌になります。皮脂は皮膚内の水分の蒸発を防ぐ役割があります。秋から冬にかけては乾燥した空気や部屋の暖房からでる送風などが原因で赤ちゃんの肌に皮脂が少なくなります。すると、皮膚の水分は蒸発しやすくなり肌はかさかさになります。
アトピー性皮膚炎は、アレルギーが関与している皮膚の病気ですが、寒い季節に悪化しやすい。乳児アトピー性皮膚炎の特徴は、耳切れと湿疹が顔面や頭部など首から上の部分に出やすい。赤ちゃんの肌は、新陳代謝が早く、不要となった細胞が皮膚の上にたまりやすいので、毎日沐浴できれいに落し、なれべく清潔に保つ。肌の乾燥を予防するためには、吸湿性・通気性に優れた衣類を選んでください。
冬の暖房のかけすぎや、厚着による乾燥や発汗は湿疹を悪化させるのでなれべく避けるのが大切です。
会社員のY子さん(25歳)は2年前からアトピー性皮膚炎で外来通院している。夏の間は薬を時々塗ると、湿疹が気にならないほど,よくなっていた。だが、11月から職場で暖房が入り室内が乾燥すると、顔や首がかさかさしてかゆみがでてきた。かいているうちに背中や腕と全身に湿疹が広がり、かゆくて夜も寝れないくらいになってしまった。
小学生のころからアトピーの症状があるY子さんは、短大生になると悪化、顔に湿疹がでるようになった。顔が赤いのが恥ずかしく、化粧で隠すと粉がふいたようになり湿疹が治らない。が、2年前から定期的に通院するとともに、自分の皮膚に合った塗り薬や化粧品をつかうことで、湿疹はかなりよくなっていた。アトピーの患者さんの皮膚は水分を保つバリア機能が弱く、湿度が下がる冬はすぐ、乾燥してしまう。ウールのセーターなどを着るとチクチクして首がかゆくなり、掻くと湿疹化する。予防には、保湿効果のあるスキンケア製品、外用薬を秋口から塗ることが大切だ。Y子さんはきちんと予防しているのに、今年はどうゆうわけか、症状がひどい。
最近、リストラで職場の同僚の数が減り、仕事の量が増え、トイレに行く暇もないほどだという。夜にはヘトヘトになり自宅につくとボリボリ掻いている自分にハッとする毎日とのこと。特に、Y子さんは几帳面。このような職場環境に、体だけでなく心も参ってしまったようだ。アトピー性皮膚炎でなくとも、ストレスが原因の乾燥肌に悩まされることはある。十分な睡眠で疲れをとり、保湿効果の高い乳液、クリーム、美容液などでお手入れすることを心がけたい。
赤ちゃんのときは、消化機能が未熟で、胃腸の防御機構が弱いために、早くから異種のたんぱく質(母乳以外)を与えることは、
好ましくありません。赤ちゃんの腸管は、高分子のタンパクでも吸収してしまい、抗原抗体反応を起こしやすいからです。
そこでアレルギーのお子さんは、離乳を開始する時期を一般よりも遅らせることが賢明です。食物アレルギーの心配のある赤ちゃんには、果汁はむしろ後回しにして、抗原性の低い野菜を使用したスープを先にする方法が試されています。
そして、魚、肉などの動物性たんぱく質は、できるだけ遅く進めていきます。また、アレルギーの赤ちゃんの症状に応じて進めていきます。(できれば、植物性タンパク質、豆腐、納豆、高屋豆腐、大豆関係の方が身体には良い。)
年齢と発育、発達を考慮しながら進めていきますので、医師、専門の栄養士の指導を元に行っていきましょう。
食事療法とスキンケアの両面から、対応していきましょう。
アトピー性皮膚炎は「アトピー性皮膚」と「皮膚炎」が重なったものと説明できる。アトピー性皮膚は、異物に過剰反応しやすく、皮膚自体のバリヤ機能が弱い体質的なもの。炎症を起こすと、一般の場合よりも長引きやすい。「体質そのものを変えるやり方はまだ確立されいない」と言う。まず皮膚炎を鎮めること。その上で、皮膚の弱さを補うやり方を指導する。
日本皮膚科学会のガイドラインでも、「日常生活で支障がなく、薬物療法もあまり必要としない」状態に治療目標を置いている。日常生活で基本となるのはスキンケア。ローションやクリームなどの保湿剤を塗り、皮膚の保護機能を補うことが大切だ。入浴後は汚れと一緒に油分も流れ、乾燥しいやすくなるため、脱衣所でスキンケアをする習慣をつけることが良い。皮膚を刺激する原因は、食物、ダニ、衣類、動植物など人によって異なる。最近はストレスによる悪化も指摘されている。日常生活でこれら全てを遠ざけることは難しい。
「神経質になってストレスをためると、かえって悪化させる。完ペキを目指さず、出来る範囲でバランスよくが大切。スキンケアに注意するだけでも、症状はかなりコントロールできる。」除去食に取り組む保護者も少なくない。少量多品目の和食中心の食生活への改善を勧めます。ただ「自己判断による食事除去は、栄養不足につながる。専門医の指導を受けて欲しい。」本人を最も悩ませるのが、かゆみへの対策。「かいちゃダメ」と注意しても、本人にとってかくことは一種のストレス解消法。無意識にかくことも多く、禁止するよりダメージを少なくする工夫が望ましい」。
つめを短くし、クリームをぬっていれば肌荒れもしにくい。親が手を当ててやるスキンシップや冷たいタオルで冷やすことも、かゆみを抑える有効なやり方。
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