食べ物の力を生かそう!!


    小麦 脂肪の酸化を防ぎ、血液をサラサラにする!
世界でもっとも生産量の多いのが小麦です。小麦は穀粒の硬さによって、硬質小麦・中間質小麦・軟質小麦の三つにわけられます。硬質小麦からは「強力粉」がつくられ主に制パン用、中間質小麦からは「中力粉」作れれ主に面用、軟質小麦からは「薄力粉」がつくられ主に菓子用として利用さらています。 
主な成分 
小麦に含まれる特徴的な成分といえば、たんぱく質のグルテンです。小麦粉に水を加えてこねていると次第に粘り気がでてきます。水でデンプンを洗い流すとネバネバしたものだけが残りますが、これが「グルテン」です。グルテンは、日本では古くから「麩」に加工して「焼き麩」や「生麩」にしてたべていました。また、肉の代わりにつくられるグルテンミートなどにも利用されています。
主な効用
1、善玉コレステロール値を高め、動脈硬化を改善する
2、ビタミンB1が豊富に含まれていて、疲労回復に役立つ。
3、体内で脂肪の酸化を防ぎ、血液をサラサラにして血行をよくする。
利用法
1、小麦には、植物繊維と必須アミノ酸が玄米より不足しているので、玄米ご飯に小麦を10〜30%混ぜて炊くと、双方の栄養価がさらにパワーアップされます。
2、白米に小麦を混ぜ合わせれば、お米に含まれていない栄養素も補給します。

そば
 栄養価が高くて,低カロリー食品!
 原野を開拓して、最初に植えられるのがそばといわれるほど、丈夫でたくましい作物で、痩せ地や寒冷地でも良く育ちます。種を蒔いて、約2ヶ月という短期間で収穫できることから、冷害対策としても重要な穀類です。昔から、「2(二ッ)・8(パチ)そば」といって、つなぎに小麦粉2割、そば粉8割が普通の「そば」でしたが、最近では8・2に逆転したものが多く、また国産そばが少なくなって、輸入物が多くなったのも残念です。
主な成分
脂    質★可食部100g当たり約3gと、穀類の中でもっとも脂質が少ない食品。
タンパク質★小麦に匹敵するほど良質。他の穀類に不足しているトリプトファン・アルギン・リジンなどが多く、アミノ酸バランスもとれていて、非常に栄養価の高い食品。
ビタミン類 ★ビタミンB郡が豊富で、特にナイアシンは白米の約3倍含まれている。
ミネラル類 ★白米と比べて、カルシウムが7倍、カリウムが4倍リンが2,5倍と多い。
効用
1、そばにたくさん含まれるルチンは、血管を丈夫にし、血圧を正常にする働きがあるので、高血圧、脳出血など出血性の病気を予防する。
2、低カロリー食品なので、血管や心臓病、糖尿病、肥満対策に良いヘルシーな食品。
3、人間の血液を構成する重要なタンパク質が多くふくまれているので、血液をきれいにする。
利用法
1、色が黒いほど、良質のそば粉。これに水を加えて、つなぎの小麦粉とともにこねると、そばの麺が出来る。
2、2〜3分そば粉を炒ってから、岩塩をひとつまみ加え、水と一緒にそのまま煮るとそばスープの出来上がり。煮る時水を2倍にして、クリーム状になるまで煮込んで、セロリ、ごぼう、グリンピース、たまねぎなどを加えると、栄養満点のスープの出来上がり。
3、またソバパスタの湿布薬として、腹膜炎などの時腹部に貼ると、2〜3時間でベトベトになるほど腹水を吸い取る。
{そばパスタ湿布薬}の作り方
そば粉に熱湯をそそぎ、耳たぶほどの固さに練り上げる。木綿が3〜4枚重ねのガーゼに約1cmの厚さにのがし、その上にまたガーぜを1枚のせる。ガーゼ1枚の方を腹部に当てて貼る。
    お米
  おこめは雑穀のなかでも、特にすぐれた食物です。狭い農地で、人間を一番多く養えます。
そして、モミ(籾)の状態ですと、長期間保存できるのも、大きな利点です。
今後の食糧不足や、欧米からの食糧の輸入制限などの問題もあり、もっともっと私達一人一人
が自覚し、大切にしなければなりません。その他、下記のような利点があります。

 朝・昼・夜、また毎日のように食べても飽きることがありません。そのうえ美味しい食べ物です。
 米粒であるため、噛むことが必要です。噛むこと(そしゃく)は消化吸収のスイッチとして働き、胃腸などの働きをスムーズにし、代謝が円滑に行われます。
 3 水分とお米の比率を考えれば、あかちゃんか老人まで食べることができ、また病気の時でも体力回復の源になります。 胚芽と糠付きの玄米は完全食ともいわれ、治療食としては最高です。玄米の場合、自らすすんで実行すること、よく噛むことが絶対条件になります。
  食欲は、本能行為ですので、本心から美味しさを感じ・楽しい・明るい雰囲気の中で食べることが大切です。
  まず、「ご飯」としますと、続いて味噌汁・漬物と、生活習慣病やアレルギー対策に理想的な食生活となります。
玄米にこだわらず、(一定期間、実行できなければ意味がない)白米でもよいから、お米のご飯を主食の中心にして、五分づき、七分づきでも、また白米に大麦やその他の雑穀をまぜたりして変化をもたせ、食生活を楽しむことがたいせつです。
あわ
  アワ(粟)の歴史は稲よりも古く、日本では縄文時代から栽培されていて、米やヒエとともに、重要な食糧でした。干ばつや日照りに強く、やせた土地でも育つのが特徴です。
  アワを使った料理も多く、アワようかんやアワまんじゅう、また岩手県に伝わる「かぶねり」などがよくしられています。
・アワの成分

 カロリー     100gあたり307kcal。キビ、ソバについで低カロリー。
           肥満対策や生活習慣病対策にうってつけです。
 タンハク質    100がたり9,9g。組成は、約80%がプロラミンとグルテリンで、その他ア ブミンやグロブリンも含まれています。アミノ酸組成でみると、トリプトファンとロイシンの含有量ば多く、これらの成分は眠気を促進してくれる必須アミノ酸でもあります。不眠症の改善には、アワを継続して食べると良いでしょう。
 脂質       100gあたり3.7g。主にオレイン酸とリノール酸で成り立っています。
 炭水化物    大部分はデンプン。アミラーゼやインベルターゼの酸素活性に含んでい、消化に優れています。
 ビタミン      B1・B2・ナイアシンなで、ビタミンB群が多いのが特徴です。
 ミネラル      鉄は100gあたり5,0mgで白米の10倍。また鉄分が多いと言われるレバー(4,0mg)よりも多く、貧血の改善に役立ちます。
 食物繊維     100gあたり7,0gと多く、便通をよくし、血液中のコレステロールを抑る働きもします。
  (アワ飯
 お米10に対して、うるちアワを2〜3を加えた配合で炊きます。
(米とアワを別々にとぎ、米を先に炊く。アワを水に浸しておいて、米が煮だったら、アワを入れて炊きあげる。)
(三穀飯)
 アワを麦飯に混ぜ
ます。割合は、米
10・麦4・あわ2の
比率」で、混ぜて
たきます。
きび
 キビは、アワやヒエより遅れて中国からつたえられたものと言われます。キビは成育期間が3〜4か月と短く、アワと同じように旱魃(かんばつ)や日照りなどに強い作物ですので、 食料危機などのようなときは注目される食品です。 
 キビには、もちキビと、うるちキビがありますが、現在多く栽培されているのは、もちキビです。
・キビの成分
 カロリー   100g当たり299キロカロリー・穀類中最も低カロリー。
 繊維     100g中9.1gで、穀類中最も多い。
 タンパク質  100g中12.7gで、穀類中最も多い。
 脂質     100g中3.8gでアワの脂質と同じくらい。 
 炭水化物  アワと似ていて、大部分はデンプン。 
 ミネラル   アワの場合とほぼ同じ。カルシウム(100g中20mg)・リン(同270mg)
         ・鉄(3.5mg)・ナトリウム(2mg)・カリウム(550mg)
 ビタミン   アワの場合とほぼ同じで、ビタミンB郡の貴重な宝庫。
         ビタミンB1(100g中0.4mg)・B2(同0.1mg)・ナイアシン(同4.0mg)
・キビの効用
    ”ビタミンB郡が神経や筋肉、皮膚に働く”
    ”ビタミンB郡が頭脳に働くので権能食となる”       
    ”有効成分が、病気に負けない体力を作る”
・キビの食べ方
    ご飯にキビを加えて一緒に炊く 
      独特の香りがあり、炊きこんで食べるほか、
    餅やお粥にも加工されます。玄米にキビを加えて
    炊くと、もちキビの粘りと甘さがあり、赤飯を食べて
    いるような美味しさがあります。               
                                                      

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